眠られぬ夜は
心の庭に 篝火を灯そう
ざわめきは はぜる薪たちが かき消してくれる
温もりが空気を伝わって 届く
何も考えなくて よい
静かに見つめれば それで
満たされるものが 確かに ある
身体と心 どこか冷え切った場所はないか
少しだけ振り返って 見つけよう
もしも見つけたなら この炎にかざして
癒えるまで 待とう
誰かに急かされることは ない
あなたが よければそれで
空に立ち昇ってゆく 炎の魂が
あなたが此処にいる ということを
サインとして送っている
それは小さいけれど
確かな もの
繰り返される いとなみ
こころとからだは はなればなれに