Brilliant Night Sky Walkers /INs°099

必死に走り続けていたらやがて夜がやってきて
僕の足はだんだん感覚を失いつつある

そしてある段階を超えたら空(くう)を蹴り始めた

軽い
とても軽い
気持ちも軽やかに

身体が半透明になって空気の一部になったみたい

お、どうやら同じような人たちが居る

スケートリンクを駆けるように滑らかに夜を愉しんでる

漂うのは私たちの想念なのか

柔らかな手ごたえ

素晴らしい体験