2月中旬より本格的に制作してきた新作EPのレコーディング作業がほぼ終わった。曲自体は去年から作ってきたので、半年くらいかけただろうか。
この先、仕上げをしていく中で何かマズいところが出てこなければ、これ以上録音はしないつもり。
とりあえず、簡単に化粧的ミックスを施し、ライブ主催者のフラメンコ・フローレスさんにお聴かせできるように体裁を整え中。
4月中旬にはゲストを迎えての本番さながらのリハーサルが会場で行われるため、その前にある程度、主催者さんには聴き込んでいただかなくてはならないのである。そのマージンを取ろうと思ったら、3月中に録音は終わってないと話にならない・・というわけであったのだ。
今のところ、予定通り進んでる!
この状況、僕としては結構珍しいんじゃないかな笑
今回作った7曲のひとつが、この教室さんのテーマ曲「月に華、巡る」である。我ながら、いいタイトルだなア。
肝心の曲は、お気に召していただけるだろうか・・うーんドキドキ!
・・というのは実はなくて笑、きっと気に入っていただけるだろうという変な確信がある。
それくらいの曲が書けた自負がある。
僕がfFcanorusとしてだけの活動をしていたら、きっとできなかった曲だと思う。そういう意味で、かなりキャラクター分けがなされている曲。
本当に自分が作ったんだ・・この曲。と聴くたびにちょっと思うくらいで。
別人のやってるアシッドジャズ系バンドの曲みたい。
でももし、ライブハウスなんかでこの曲がバーンと流れてきたら僕自身痺れるし、超ノってしまうと思うな。
フラメンコの曲ではないけれど、人の熱、強さ、しなやかさ・・そういう要素/エレメントがにじみ出ている教室さんなので僕的にはバッチリとエッセンスを抽出してイメージ通りにできた、かなと。エレメントたちが絡み合ってひとつの、エナジーの束になったような曲なのだ(百合子も顔負け、ヨコ文字多めに言ってみた笑)。
そしてこの先、この教室さんがライブやるたびにこの曲を使ってもらえると思うと、なんかすごく人の役になったような気がして、アガる。
なかなかダンス教室さんにテーマ曲があるっていうのは稀なことだと思うが、教室のブランディングの一環として役立ててもらえるのは当然のこと、その場に集まる人々と、ある種の共通言語を共有するような意味があるんじゃないか。たくさん言葉を尽くして説明するよりも、この曲を聴いてもらえばこの場所が自分に合いそうかわかる、というような。
僕もまたこの機会を得て、今後も縁があったらこういう楽曲提供をどこかの誰かにしたいと思うようになり、素晴らしい経験をさせていただいたなと感謝している次第である。
さて、音源がなんとかなったら、そのあとは映像に取り掛からねばならない。
やることがてんこ盛りなのであるが、それは「幸せ」と言いかえて差し支えない。
P.S.
久しぶりに街なかにでてみたら観光客の人の多さたるや!
海外からも結構きてるんだなあと。驚き。
これは旅好きな僕としても黙って見ておれない!笑