Winter’s Sunlight/INs°218

冬のある日、部屋の窓際で緩慢な時を過ごしてる
勝利もなく、敗北もない

外に目をやれば何の変哲もない、いつもの風景が広がっている
誰も歩いてないけど、誰かのためということもなく、当たり前に存在する

時間の移り変わり
太陽が雲の合間で出たり入ったりしている

それをぼんやりと眺めている
今日は力強く生きられない日だ
何をするにも億劫で

でもそれをダメだとはもう思わない
休息を欲しているのだろう

赦す
それは私にとっていつでも必要な行為なのだ