夢の中で、ミステリアスな旅に出た
遠い国の島に
ジャングルのような島の奥地へと進む
古代遺跡には蔦が絡まっておどろおどろしい様相
水の流れの音とともに耳鳴りがしだした
意識の中に入ってくる声
それはその昔、ここで闘った者たちの声なのか
森の中の精霊か
いずれにしても
あまり歓迎はされていないことはわかる
足を踏み入れてはいけない場所だったのかも
目を開けていたのに
目の前が真っ暗になり
フラッシュバックする光景
何度も呪詛のように聞かされる
意味の分からない言葉
汗だくになり
熱病に冒されたと死を覚悟した時
ダムの決壊するような轟音が聴こえた
私を飲み込み押し流し
下流へ
それはとてつもない体験だった