Mid Town/INs°229

都会でも田舎でもない、この代わり映えのしない町で
僕は歌ってる
いつかは大きく羽ばたきたいと夢を見ても
次の日には現実に戻ってる

単調な時間を重ねてきた分だけ
僕はつまらないやつになろうとしてる

そのまま身を任せ続けたら
それこそ、この町みたいに退屈なやつに成り下がるだろう

それでいいのかい?
ねえ?

ある日、町のメイン通りを歩いていたら僕にそっくりな男が歩いていたよ
だけどどこか根本的に違って見えた
一体どこが・・?

その男はこちらに気が付いて言ったんだ

もう、なのか、まだ、なのか
いい加減決めたらどうだいって