Michikake/INs°237

さあ、徐々に満ちてきただろう
まだ光は弱いけれど
進むべき道は間違っていないと知るのだ

いつも僕は自分がおかしいと思わされてきた
最初は押し切っていたけれど
だんだん自分を疑うようになってしまっていた
欠けていく月のように

ついには瞳から輝きは失われ
どす黒い暗闇に包まれていた
新月のように

でもまた自分を信じるべき時が来るとわかっていた
巡り巡る
時を待て

そうして、またここに立っている