上空へ昇ってゆく
月人(つきびと)は還りゆく
追手は皆
空をただ茫然と眺め
たまさかの美貌を思い
焦がれる
いびつなり
彼らの横顔は欠けた月のやう
尾を引いて流れる旋律の
雅やかなことよ
目が眩むほどの光を放ち
奏でるのだ
天空(そら)の雅楽を
精霊たちが賛美する
その幽玄なる御霊を
上空へ昇ってゆく
月人(つきびと)は還りゆく
追手は皆
空をただ茫然と眺め
たまさかの美貌を思い
焦がれる
いびつなり
彼らの横顔は欠けた月のやう
尾を引いて流れる旋律の
雅やかなことよ
目が眩むほどの光を放ち
奏でるのだ
天空(そら)の雅楽を
精霊たちが賛美する
その幽玄なる御霊を