Sunset Walk/INs°354

太陽が沈む方向へ歩いていく
いつまでも沈まないんじゃないかってくらい眩しい光のなか

サングラスをかけた僕は迷わず光の中へはいっていく
七色、もっとたくさんのカラーの光たち

後ろからそれを阻止しようとする声が聴こえる

「お前はそんなこと、できないはずだ」
「後悔するぞ」

何か聴こえてくるたび
口元に笑みを浮かべるだけ

僕はまったく耳を貸さない
もう決まったことだから

光の方へ行くだけだよ