くらやみにたたずみ
ひざをかかえてすわっていた
空をあおぐと
まっくらやみのなかにちいさな星をみつけた
その星はゆっくりとゆっくりと
おおきくなっていった
私は立ち上がる
やがて
そこからひとすじの光が降りてきて
わたしの頭をなでた
それはスポットライト
私を近くから、遠くから
見つめてる人がいる
喝采の気持ちをもって
何を見せてくれるのだろう?と
ワクワクしながら
そしてまた
私の周りにも幾つものスポットライトが降りてきて
私と同じように
満ち足りた表情を浮かべてる
彼らは私とこれから歌い踊る
ステージという場で縦横無尽に
宇宙に捧ぐブギーを