愛の呪いを払っておくれ
愛はかくも盲目にさせるから
自分の立っている姿が
目も当てられないほどに
みすぼらしくなっていることにも
気が付かない
おい、そんなところで何をしている?
お前は、自分で自分の首をくくってるようにみえる
わからないのか?
そんなお前は、愛の奴隷に違いない
そんなわけはないとお前は言う
愛の裏側に憎しみが隠れていることもわかってないのだろう
光には常に影が付きまとうように
自分を偽り続けることはいつか終わりにせねばならない
人がいつか死ぬことを誰も疑わないのと同じことだ
好むと好まざるにかかわらず
愛の呪いを払っておくれ
愛はかくも盲目にさせるから