Brimmed/INs°514

頭の中の海
満潮になり波打ち際が浜辺を侵食する時
僕は記憶を亡くしている

言った先の言葉を何一つ覚えていないんだ
悪いね、でも悪気はないんだ

そういう時はとことん
波にさらわれてしまうのがいい

時がくれば自然と潮は引き
僕の想いは顕になる

さあ目を閉じてイメージしよう
僕はここにはいない

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