こんもりの、森

先週からやっている新曲2曲のミックス作業の続きを朝からやっていた。2時間・・3時間・・4時間・・6時間・・・だいぶいい線まできた気が。あともう少し・・だが目と耳に限界がやってきた。なんだか精神力も使い果たした。うーむ。仕方がない。ブレイクタイム!
ということでちょっと気分転換に散歩でもしましょうか。

新緑の季節。今年は例年に比べて、山の緑が「こんもり」とした印象があるのだが気のせいだろうか。それとも自分のなかで緑を求める気持ちが強くなって、いつになく山に目が行くようになっただけなのか。いや、今年は絶対こんもりしている!

車に乗って20分ほどでやってきたのは東筑摩郡 朝日村。

太陽の光に照らされたこんもり山肌はまるで、手触りのよい肉厚カーペットのよう。一度撫でてみたい。緑色にもいろんな色味、トーンがあるなあと感じる。時間の移り変わりで雰囲気がどんどん変わるのでどれだけ見ていても飽きない。

数年前、松くい虫の被害が頻発し、松本近辺の松林が大きな被害を受けた。夏の入り口なのにまっ茶色と化した林は、見ていて痛々しかった。一度巣くわれるとなかなか完治せず、そのまま被害拡大を食い止めるために切られる木も少なくなかった。

さらに奥地に車を走らせる。が、しばらく行くと行き止まりであった。

車を降りてしばらく佇む。癒されるが、当然、虫も結構いるのである程度で引き上げる。顔の周りにまとわりついて飛び回る虫が苦手。

そういえば、と前にブログに登場したこともある光輪寺がこの近くにあるのを思い出し、また見たくなったので行ってみた。案の定、誰もいない。

この本堂は260年ほど前に造られたそうだが、いつみても堂々たる威厳があってなおかつ美しい。屋根がとにかく重そうなうえに、前面は吹き抜けとなっているので、よく100年単位で支えられるなあと感心する。

村役場の駐車場から塩尻方面を見下ろす。雲が山に影を落とすそのシルエットよ。そろそろ帰りますか。

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