僕の今の創作活動へのモチベーションはハッキリ言って、停滞中だ。
ほとんど「貪欲さ」というものを欠いている。
だって、仕方ない。今は冬眠の季節だからだ。
それに、いつもこれに抗おうとしては跳ね返され、それは難しいと思い知らされてきたのだ。
いっそ抵抗はやめて、身をゆだねてしまった方がいい。面倒な気分は今は後回し・・。
人にはそれぞれの「生まれついた星」というモノがあることに、最近気が付いている。そして、人はいつも同じパフォーマンスを出すことができず、決まって停滞する時期というのがある、と。それが、僕の場合で言うと、1月の後半から2月いっぱいくらいの時期にあたる。どうしても頑張れない。
それに、このブログでも色々書いているとおり、大に小にと身辺にトラブルが起きやすいのもこの時期だ。
とんでもない凡ミスもよくしでかす。ホント、嫌になってしまう(笑
普段は積極的さ、前向きさを是とする生き方だが、この時期だけは少し受け身に、そして、アウトプットよりもインプットを重視したほうがよい・・という風にこの数年は捉えるようになってきた。

この期間、気持ち的にもあまり前向きになれない日もある。急にガクーンと下がってしまい、救いも何も無いような気分になる。心が風邪をひくようなものかもしれない。
つまり、この時期は「冬眠シーズン」ということだろうと言っていいと思う。ま、それはそうだ。
季節的にも一番寒い時期だし、多くの人が毎朝布団から出るのが億劫なはずで、冬眠をしたいのは動物たちだけじゃない。それに人間だけではなく、電子機器なんかも調子が悪いことが多い。パソコンは誤作動を繰り返すし、息絶えて電源の入らない機器もでてきた。
ある日、何をやってもあまり楽しくないので、いまいち家の外にでるのも乗り気ではないのだが、このダウンした状態に拘泥し続けているのはさすがに精神衛生上よくない、とフラワーセンターに植物でも見に行くことにしたのであった。
今、家の中には植物の類がほとんどない。
生命力を感じるグリーンが身近にほしい。
フラワーセンターへ足を向けてみると、たくさんの人が平日にもかかわらず訪れていた。
皆、僕と同じようなことを考えているのかもしれない。
過去、家の中に植物を置いてはその栽培に失敗して枯らしてしまうことが多かった。致命的にその才能がないのかもしれないのだが、今年こそは何かひとつでも、うまく育ててみたいなと思っている。植物を見ているとやはり心が安らぐのだ。不思議なもので。
店の中を歩き回り、アレコレと植物たちを見て回ったのだが、一本のレモンの木に目が留まった。
僕の胸くらいの高さの木なのだが、そこにはすでにたわわなレモンの果実が4つも実っていた。木自体がまだまだ小さいというのに、収穫時期のレモンなんて実るものなのか?

そのアンバランスさに驚くとともに、そのレモンの実が天窓からの日光を受けて発するイエローのまばゆさに見とれてしまった。
自分に育てられるだろうか、としばらく逡巡したが、一念発起、この冬眠期間にたいし、そろそろ別れを告げるべく、このレモンの木には我が家に来てもらうことにした。

家に持って帰り、日当たりのよい窓際に置いてあげた。
やはり部屋の雰囲気が少し穏やかに、明るくなったような気がする。
汚れた葉っぱもきれいに拭いてあげたら緑がぐっと鮮やかになった。
うん、連れて帰ってきてよかった。
冬眠はそろそろ終了だ。
そうだ、名前を付けよう。そうだな・・シト郎なんてどうだろうか?(笑
Citronにかけて・・。
OK、シト郎。
たわわなレモンをたくさんつけておくれよ!