ARØM BAR 公家 /INs°067

イラッシャイアル!
お、カノルスか。元気してるアルか?久しぶり。

公家サン。BARの店主

今日はバイトじゃなく、お客として来たって?
ヨロシイ。カウンターでよろしか?またバイトでもはいってくれてエエヨ。今度は皿割らんように頼むアル。

カノルスはオレンジの灯りに吸い込まれるように店に入っていった

新しいARØM(アルォム)が入ったから試してみるアルか?
旨いだろう?スウェルトのとこの蒸留所の新作「ARØM New Edition」アル。

これにスモークサーモンを合わせたら、間違いないアルね。
おうおう、そんなにガッツかなくても誰もとらんヨ。

スモークサーモンはモチロン、自家製アルヨ

そうだ、近々、オープンマイクやるからオヌシも出てはどうかな?
なに?オープンマイクって何?とな。

音楽家のオヌシがそんなことも知らんのか。恥を知れい!

いわゆる、飛び入りライブ。
月に一回、うちのステージを開放してだナ、新しいミュージシャンたちにチャンスを提供するアルヨ。ウイルス問題も収束してきたしナ。そろそろ、新しいことを始めるのに良い頃合いと思うアル。いいミュージシャンを発掘して、うちに合いそうならレギュラーになってもらうのもいいアル。

オヌシも新曲作ってるだろ?
たまに聴いとるよ。店のBGMにしたりな。悪くないアル。

ちゅうことで、オープンマイク、忘れるなヨ!

ーーーーギイイィと店のドアが開く音。

お、イラッシャイアル!キミか!
カノルスも来てるアルよ。