夢中になって船を漕いでいた
死に物狂いになって漕いでいた
本当に死にそうな気分だ
死ぬほどに疲れて嫌になり、甲板に身を投げ出したら、秋の空が俺を見下ろしていた
”何をアクセクやってるんだ?”
”ここからみるお前は、大海の上で滑稽な踊りを踊っている虫みたいに見える”
”悠々と行けよ”
”それがお前が望んでる自身の姿だろ?”
”わかったかい?”
小さな秋、見つけた
ため息をついたけれど、嫌な気分じゃなかった
夢中になって船を漕いでいた
死に物狂いになって漕いでいた
本当に死にそうな気分だ
死ぬほどに疲れて嫌になり、甲板に身を投げ出したら、秋の空が俺を見下ろしていた
”何をアクセクやってるんだ?”
”ここからみるお前は、大海の上で滑稽な踊りを踊っている虫みたいに見える”
”悠々と行けよ”
”それがお前が望んでる自身の姿だろ?”
”わかったかい?”
小さな秋、見つけた
ため息をついたけれど、嫌な気分じゃなかった