16 勇者よ、永遠に ~勇者かのるすの冒険/INs°035

ムッシュ・カノルスはむっくりとベッドから上体を起こした。外はまだ白夜で薄暗く、窓の外に月が見えるかと思ったが、見えなかった。 そうだ、昨晩は夜遅くまで曲作りをしていたのだった。ノートがベッド脇に転がっているのを見て思い出 … 続きを読む 16 勇者よ、永遠に ~勇者かのるすの冒険/INs°035