濡れた幹/INs°007
目を閉じて、夢想の旅に出かけた。寒々しい冬の森に。 さみしい森の道を分け入っていくと、あちらこちらに溶けかかった雪が残っていた。地面は時々ぬかるんでいて足を取られ、歩きづらい。 木々は葉っぱをみんな落としてしまい、残って … 続きを読む 濡れた幹/INs°007
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